2016年10月1日土曜日

災害時対応シミュレーション訓練@ホープ館

日時:平成28年10月1日(土) 9:00~13:00
場所:ホープ館(野木町老人福祉センター)

野木町社会福祉協議会主催で、「災害時対応シミュレーション訓練」が開催され、
きらり館からも職員1名が参加してきました。
震災直後の4月ににオープンしたきらり館は、当日の情勢から
災害ボランティアとして多くの方が登録をしていただいており、
その方たちにも今回は参加を呼びかけさせていただきました。
集まったのは総勢5,60名の町民(他、社協の職員約20名)。
主にシニア世代の方たちでした。

まずは県社協の橋本さんからボラセンの概要について解説。
ここでボラセンの役割についてすでに色々な気づきがありました。




講義のあと、いよいよ野木町で災害が起きたことを想定してシミュレーション訓練の始まりです。
被害想定は、昨年9月の栃木・茨木水害と同じ規模の水害とし、
避難所が開設され、悪天候が回復した等の状況から判断して
災害ボランティアセンターがホープ館に立ち上がったという想定です。



参加者は全員、ボラセンの運営側(ボランティア登録受付、マッチング、ニーズ聞き取り、送り出し、資材提供)、ボランティアをしに来た側と両方をロールプレイで体験します。
実際に担当の班に分かれてボランティアを依頼する電話を受ける「ニーズ班」を
体験してみましたが、混乱した状況の中で適切に要望を聞き取り、
ボランティアさんにつないでいくことが予想以上に困難を伴うものになるだろうと感じました。


他の班でも、今日は訓練だからスムーズにうまくやる必要はなく、
何が課題なのか気づくことが大事、と反省を述べておられましたが、まさにその通り。
災害への不安は消えませんが、多くの課題が洗い出されたことと思いますので
こうした機会の継続と積み重ねが大事なのだと思います。
若い世代があまりに不在でしたので、次回は色々な世代が集まることに期待をしたいものです。

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