図書館の一室の扉を開けると、聴こえてきたのは昭和の名曲『いい日旅立ち』。尺八は低く、もの悲しげな音色という印象を持っていたのですが、今日聴くものはちょっと軽快な感じ。尺八と電子ピアノの音が思いのほか合っていて、席に着くなりうっとり聴き入ってしまいました。
益子町で演奏活動をしている「つちのこ」は、尺八製作者の大部さんと普段は会社員というピアノ奏者の夏目さんによるユニット。益子の陶器市でも連日演奏しているのだそうです。この日、会場には100名近いお客さんが集まり、曲目リストの中から『赤とんぼ』『天城越え』『糸』『花は咲く』など、様々な楽曲を演奏してくださいました。
休憩時間には、尺八に興味を持った10名くらいのお客さんが大部さんを囲み、尺八を触らせてもらったり、吹かせてもらったりのサービスも!めったに触れることができないので、貴重な機会!とばかりに私も一息吹いてみました。一年ほど尺八を習っているという方は見事音が出ましたが、私を含め他の人はみなさんは空ぶき。音が出るようになるまで大変難しい楽器なのだそうです。
近くで見せていただいた尺八の竹は光沢があって、すっとしたきれいな形をしています。この形を探すのは素人では不可能で、竹屋さんから買うしかないそうです。それもかなり高価だとか。。。とても貴重な体験コーナーでした!
さて、この素敵な企画は、今年度協働の町づくり助成事業として活動している、「読書のまちづくり応援団」というボランティア団体の企画によるもの。図書館との協働で、本や図書館をテーマに、文学講座、読書サロン、ビブリオバトル、図書館資料クイズ、手作り製本講座など、年間を通して魅力的なイベントを企画しています。ぜひ色々と参加してみてください。
※「読書のまち」づくり応援団の今後スケジュールの詳細は図書館に置いてあるチラシをご覧ください。
つちのこのピアノ夏目です。コンサートのご紹介ありがとうございます。私共のfacebookでシェアさせてください。
返信削除夏目さん、コメントありがとうございます。ぜひぜひ。れんがまつりでのコンサートもお疲れ様でした^^少々離れていますが、これからも野木での演奏の機会が増えていくことを期待しています。
削除シェアのご承認ありがとうございます。野木町でお会いした方々が素敵な人ばかりだったので、野木町のファンになりました。これからもお気軽に声をかけてください。
返信削除夏目さん、そう言っていただけるととても嬉しいです!よろしくお願いします。
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