そろいのエプロンをかけた女性3人。
これが人形劇を行う「ふしぎなポケットのフルメンバー。
メインはお手製の人形を使った人形劇。
誰もが知っている物語を、自分たちでセリフを書き、
人形や舞台装置を製作し、演出を考えている。
なんと全部オリジナル!
代表の真木内さんによると、
繰り返し繰り返し読んできた物語だから言葉が勝手にあふれてきて
それをセリフにしているような感じなのだとか。
どうりで言葉はとてもシンプルで、
キャラクターや場面展開がわかりやすく単純化されていて、
物語の世界に入り込みやすい。
「3人の息があうので、メンバーは募集していない」
というのがよくわかる。
子気味良いテンポは息の合うの仲間だからこそできる技なのだ。
子どもたちと一緒に手遊びをしたり
歌にあわせた劇をしたり
絵本の読み聞かせもします。
人形劇が始まるころには子どもたちはすっかり夢中になっています。
ある児童養護施設では
「子どもたちがこんなに静かに劇を聞いていたのは初めて」
と職員さんが驚かれたのだとか。
5分くらいの短い劇に、
子どもが集中してしまう魅力がギュギュっとつまっている。
ギロリとにらみつけるトロールが出てくると
「こわーい!」
大きなヤギのがらがらどんにトロールがやっつけられると
会場の子どもたちが一斉に「ワーーーアイ」と大盛り上がり。
小さな子ヤギが、山で草をいっぱい食べて
まるまる太った姿で帰ろうとすると
「アハハハハー!」
子どもたちの反応は本当に純粋です。
小さな子ヤギが、山で草をいっぱい食べて
まるまる太った姿で帰ろうとすると
「アハハハハー!」
子どもたちの反応は本当に純粋です。
「また来てね。明日も来て!」
子どもから一番のほめ言葉をもらったそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿