20年以上も続く「はたけの会」、どうしてそんなに長いこと続いているの?
どんな人たちが参加しているの?
野木町の盛んなボランティア活動について知るとともに
興味を持った「はたけの会」にお邪魔してきました。
代表の石田さんに団体設立の経緯を伺うと、会が結成されたのは平成6年。
ローズタウンに越してきた出身地がバラバラのサラリーマン同士が
地元で交流をもてるようにと結成されたのが始まりだそうです。
当初、畑、ゴルフ、ジョギングの3つのグループができた中で
今まで継続しているのは畑のみ。
現在メンバー数は22名で、毎週土曜日に活動をしています。
今でいう、コミュニティづくり、第三の場(ザ・サードプレイス)
といった発想がきっかけとなったのだと思いますが、
20年以上もそれを継続している「はたけの会」は、恐るべし先見の明があったと言えます。
畑にお邪魔すると、塀に沿ってメンバーの車がズラーっと。
軽トラではないところが、アーバン(都会)とルーラル(田舎)の
狭間に暮らすメンバーの雰囲気を醸し出しています。
この日は新しく借りることになった600坪の畑に、そばの種まきを行っていました。
畑は全部で900坪。すべて耕作放棄地で、地主さんから「どうぞ使ってください」と
頼まれてどんどん広がっていったのだそう。
まさに理想的な課題解決型のボランティア活動です。
広い畑に手作業で種まきと覆土の繰り返しは
単純作業と言ってもなかなか骨が折れます。
「いやぁ、腰が痛い~」
あちらこちらから笑い声とともに聞こえていました。
トマト、キュウリ、トウモロコシなどの夏野菜の畑は丁寧に手入れされ、
収穫したばかりの野菜がおいしそうに水に浸かっていました。
畑で育てた野菜は、町内の老人福祉施設に提供したり、
子ともたちを集めて収穫祭(芋掘り)を開いたり、
地域のお祭りで野菜の直売をしたりして
地域に還元しているそうです。
「(祭りでは)野菜よりも副業のビールとつまみの方が増えちゃって」
と笑う様子からは、地元の祭りの盛り上げ役として
はたけの会がいかに頼りにされているか伺い知ることができました。
地域に還元しているそうです。
「(祭りでは)野菜よりも副業のビールとつまみの方が増えちゃって」
と笑う様子からは、地元の祭りの盛り上げ役として
はたけの会がいかに頼りにされているか伺い知ることができました。
しっかりと地に足をつけて、地域の人たちの笑顔のために頑張っている姿が
とても男前でした。
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